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Idina on The Tonight Show [FROZEN(アナと雪の女王)]

Gosh can't get enough of this[exclamation×2]
I mean, Idina just gets sweeter and sweeter every time I see her... how is this possible???
Got to share this.



Loved her performance at the oscars but this is more like her. She's more laid-back and seems to enjoy the atmosphere, which makes me all the more happy.
Love each and every moment of this clip. That she's playing the triangle. Her grin after the "I'm the queen" part. The way she makes a false start at the beginning of the second verse.
What a lovable person[揺れるハート]
I even love the fact that this is probably the first video clip available to the public in which Idina performs "Let It Go" in full lol.
Jimmy Fallon, you rock[グッド(上向き矢印)]
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次期雪組トップコンビ決定 [-早霧せいなさん]

早霧せいなさん、咲妃みゆさん 雪組トップ内定おめでとうございます!

いままで散々劇団に裏切られてきた私は、えりたん退団以来今日の発表があるまで徹底して無我の境地にいることを目標としていたので、このニュースをたいへん新鮮な気持ちで受け止めることができました。

ちぎちゃんがトップになることの喜び。
相手役がみゆちゃんであることの喜び。
そして、ちぎちゃんが雪組でトップになることの喜び。

今日一日は様々な邪念はとりあえず置いておいて、純粋にお祝い気分に浸りたいと思います。
ちぎちゃん、本当におめでとう[揺れるハート]

《追記》
お祝いムードに浸る私がいる一方、宙組について悶々とする私もいることを記しておきます。
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Congrats FROZEN team!!! [FROZEN(アナと雪の女王)]

ディズニーの長編アニメーションFROZEN(邦題『アナと雪の女王』)が、
第86回アカデミー賞長編アニメ賞・歌曲賞を受賞しました[ぴかぴか(新しい)]
本当におめでとうございます!Well deserved!!!!

12月に観て以来、ずっと映画の感想をアップしたかったのですが、思いが込み上げてきてうまくまとまりませんでした。
そもそもこの映画を心待ちにしていたのは、主人公の一人、雪の女王エルサをIdina Menzelが演じると発表があってから。公開まで長かったなぁ。(日本ではホワイトデー3月14日公開です!)

イディーナはブロードウェイ・ミュージカル『レント』のモリーン・ジョンソン、『ウィキッド』のエルファバ、最近ではアメリカのテレビドラマ『グリー』で主人公のレイチェルの生みの親を演じたことで知られています。
彼女はBeltingという歌唱技術が得意で、力強い声の持ち主です。
ですが同時に彼女の歌の魅力はその不完全さにあって(たまに音程が不安定になる)、だからこそエルファバ、そして今回のエルサ役に代表されるような、繊細で傷つきやすい役にぴったりです。
私は2005年の『レント』の映画版にオリジナル・キャストのひとりとして出演していた彼女を見て以来、ファンになりました。
『グリー』に出ていよいよ知名度を上げ、さらにはディズニー・プリンセスの声を担当すると決まり、そのキャリアは大きくなるばかり。ファンとしては遠い存在になってしまったような気がしてちょっと悲しかったりしました。
で、その極みが今回のアカデミー賞授賞式でFROZENの主題歌"Let It Go"を歌うことだったのです。

パフォーマンスの感想に行く前に、この曲がどれだけアメリカをはじめ世界中で反響を呼んだかを書いておかなければなりません。
YouTubeのオフィシャル・チャンネルではすでに再生回数が1億2千万回を越えています。(これ、12月時点では200万が次の日には400万になり、400万が800万になり、というようなありえないスピードで増えていました)
(リンク→https://www.youtube.com/watch?v=moSFlvxnbgk
また、数えきれないほどのカバーも投稿されています。それだけ、いっしょに口ずさみたくなるメロディーということですね。私も映画館から帰ってからというもの、家でLet It Go~と歌いまくっていたために周囲にたいへんな迷惑をかけていました(笑)

この曲が好きだからカバーしている人も多い反面、パロディーとして半分笑いながら歌っている人もたくさん見受けられます。私は心底感動した前者なのでネタになっていると知ってちょっとショックでしたが、ネタとして取り上げられるのも魅力のひとつだといまは思っています。

そんな異様な注目を浴びる中の、イディーナのライブ・パフォーマンス。
彼女が公の場でこの曲を歌うのは3度目、それがテレビで流れるのは初めてです。
さらには曲の最後にある高音を私たち一般人がライブで聴けるのは初めてとあって、いったいどれくらいの精度で音を決めてくるか、たいへんな注目が集まっていました。

結論は、ベストではなかったけど感動はCDの録音を上回った[exclamation×2]
歌う前、そして歌い終わった後の表情を見ればよくわかるのですが、イディーナは相当緊張していたようです。
歌っている間だけは、キャラクターになりきっているから緊張を表情に出していない。
それはさすがプロだと思いますが、彼女のベスト・パフォーマンスではなかったことは明らかです。
高音は割れているし、何より走りすぎ。もともとその傾向はあるんですが。
もしかしたらオーケストラの音がよく聞こえていなかったのかもしれないけれど、それにしても走りすぎですよね。
これはやっぱり緊張によるものなんだと思います。
いままで彼女のパフォーマンスを見てきて、トニー賞でのパフォーマンスもそうでしたが、かなりの緊張屋さんだとわかります。
終わった後の表情とか、抜け殻な感じでした。相当なプレッシャーだったと思います。
それでも音程はかなり合っていた方だったと思いますし、感情表現などはとてもよかったと思います。
(そもそものテンポが速かったのは式典を時間内に終わらせるためなのでそれも焦ってしまった理由だと思います。ブレス取るのもたいへんだったのではないでしょうか。)
だいたい、この曲をライブで歌える人はそういない[exclamation]

プロだったらどんな場面でも動じずにいるべき、という意見もあると思います。
でも私はやっぱり彼女の魅力は不完全さにあると思っています。
その不完全さは、ミュージカルという生ものでこそ輝く。
そもそもライブ・パフォーマンスの魅力ってそこじゃないでしょうか。
コンサートに行ってリップシンクだったら、やっぱりどこか残念だと思うじゃないですか。
不完全でもいい、その場その時だからこその演奏が聴きたい。それを共有したい。
演者も観客も、舞台やミュージカルに惹かれるのはそこなんじゃないですか。
私はスタジオ録音された音源も好きだったけど、今回のパフォーマンスの方が断然好きです[揺れるハート]
本当に本当に感動しました[exclamation×2]

『ウィキッド』ぶりにIf/Thenでブロードウェイに帰ってくる、そのリハーサルまっただ中での本番でたいへんだっと思いますが、こんなに感動的なパフォーマンスを見せてくれて、イディーナにありがとうと言いたいです。
歌曲賞受賞、本当におめでとうございます。

《追記》
式典ではジョン・トラヴォルタがイディーナを紹介したのですが、完全に名前を間違えやがりました。(しかも訂正する間もなく歌に突入。本人は間違えてたと気付いてもいなさそうだった。Adele Dazeemって誰)
イディーナ・ファンとしては、それもパフォーマンスに影響したと思っています。
これが数年前なら、ブロードウェイが好きじゃなければ彼女の名前を知らなくても不思議はなかったと思いますよ。それに彼女の名前は苗字も下の名前もかなりめずらしいものです。最初に会ったら、アクセントがどこにくるのかまず確認するタイプの名前です。(イディーナ・メンゼルです。イディナと表記されることが多いみたいですが)
でもよりにもよってプレゼンターが間違えるとは、ちょっと許されない。仕事でしょ?と思う。
ただでさえ緊張してるのに、歌の直前に自分の名前間違えられるなんて、心が折れてしまいそう。
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愛加あゆ 退団発表 [雪組]

あゆっちの退団が発表されました。
会見のもようはこちら

やはり発表が出ましたね・・。やはり、という感じではあるのですが・・。
会見のやり取りを読んでると、ベストな選択をされたのだなぁと心から思います。
はじめから、終わりが見えていたからこそ。
ふたりで同じゴールをまっすぐに見据えていたからこそ。
組んだ時間は短くても、一段と光り輝くコンビだったのだと納得しました。

終わりを意識しながら走り続けることのできる二人。
改めて、こんな大人なトップコンビを観ることができて幸せだったなぁ。
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いちむあんふうりゅうきとか [雪組]

えりたんの退団会見がありました。
(白い服の慣習は何処へ)

清々しすぎてこちらがついていけないよ、えりたん!
主演は3作と決めてました!って言われて納得はいったけど、悲しいには変わりないです。
期間限定だからこその輝き、とか頭ではわかってますけどね。
悲しいものは悲しいんだよーーー

えりたんの退団公演となる雪組さんの次回大劇場公演。
名前が永遠に覚えられない。
『一夢庵風流記 前田慶次』『My Dream Takarazuka』
正直、前田慶次も誰状態で。
しかも今年のショーは全部Takarazukaって入ってるものだからどれがどれだか・・。
でも、えりたんのために覚えます。
いちむあんふうりゅうき。

そしてポスターが発表になりましたね!!
http://kageki.hankyu.co.jp/revue/369/poster.jpg.html
単純にきれいなポスターですね。
散らば花のごとく・・。裏には、「忘れられない壮一帆」と書いてあるそうです。
えりたん見事なドヤ顔だし。
私もため息ばかりついてないで、最後の瞬間まで応援しようと気を入れ直します。

でね、ちぎちゃんが笛を持ってるわけですよ。
これが最大のポイントです。
笛は笛でも横笛♪
フルート吹きとしてはこれ以上の喜びはありません。
つい先日も、「ライトなヅカファン、しかし・・」の先輩(参照)とオケを聴きに行ったのですが、
恒例のオケ妄想を楽しんでいたわけです。
(ゆうひさん時代の妄想はこれ。実に7年前の記事です(驚愕))
でもちぎちゃんはどうしても楽器のイメージがなくてね・・。
一応、ホルンに落ち着いたことは落ち着いたのですが、このポスターを見て和楽器いいな、と!
篠笛いい!
って考えてたらフルートでもういいじゃん!私とお揃いでいいじゃん!となりました。
ああ、ちぎちゃんに横笛を持たせてくれてありがとう>劇団。

《追記》
次期とかの話はしません。
しません、って言ってる時点でしたい気持ちが丸出しなんだけど。
こればかりは本当に不毛で、発表があるまでは何を考えたところで悶々とするだけだし。
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壮一帆 退団発表 [雪組]

まずはこちらを・・

https://kageki.hankyu.co.jp/news/detail/3a5384b3cbd20045b82bf4ef73a48709.html

雪組トップスター・壮一帆。
この肩書きがようやくなじんで、雪組の「色」がようやく確固たるものになって、
これからますます大人で堅実で安定感のある落ち着いた組が観られると思っていたのに・・。

大劇場公演3作品目での退団。
トップ就任から約一年半。

悪名高い「ワン切り」を劇団がやっていた時代を思えば、
いろいろな条件が重なって奇跡のようにトップになった壮さんが3作品も主演できたのは、
むしろ喜ぶべきなのでしょうか?

壮さん自身のことを考えれば、たしかにいま絶頂期にある。
そしてその瞬間に退団を決意したのだとしたら、一番美しいときに去る姿がとてもかっこいい。
きっとえりたんは、悔いなく残りの宝塚人生を全うしようとしてくれるだろうし、
それができるのがえりたんだと思う。

でも雪組、宝塚全体のことを考えたら、壮一帆退団の意味は重い。
この100周年という節目の年に、蘭寿とむと壮一帆という82期同期トップが退団する。
そうすると、85期の柚希礼音が最高学年トップとなり、雪組次期は未発表だけど、
あとの人はおそらく全員が2000年以降初舞台を踏んだトップとなるだろう。

やっぱり90年代が初舞台のスターさんたちは、違う。
年の功、と言えばそれまでだけど、男役像が古き良き、なんです。
そんなトップスターを二人も失うなんて・・。

蘭寿さんは潮時だったと思います。
でもだからこそ壮さんにはもう一作やってほしかった。
壮さん率いる雪組がどうなっていくのか、もっともっと観たかった。

でも宝塚とか雪組とか書いてきたけど、そんなことより何より、
私はえりたんが好きだった。
発表が出た瞬間に涙が自然に出てきて止まらなかった。
なんだかんだでゆうひさん花組時代からずっと観てたもんな。
ゆうひさん退団発表のときは、それこそ人生の終わりみたいな、涙さえも出ない状態だった。
でもえりたんは、贔屓だと明言したことこそないけれど、やっぱり私の中では大きな存在だった。
トップ就任が発表された時から、それはどんどん確たる思いに変化していった。

男役のえりたんが観られなくなっちゃうのが、ほんとに悲しい。
昨年末にイタリアに遊びに行ったときの写真。
こんなのを写しちゃうくらい、私はえりたんが好きだ。

DSC00641.JPG
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初日おめでとうございます! [-朝夏まなとさん]

まぁくん、ドラマシティ公演『翼ある人びと』初日
おめでとうございます[黒ハート]

ちょっと物議をかもしそうなことを言いますが、
前回のまぁくん主演作は、箱が違うとは言え、時期尚早な感が否めませんでした。

でも。時は満ちた。
今回は男役としての魅力に一段と磨きをかけたまぁくんの主演作!
絶対にいい作品だと信じています。
どうか無事に幕があきますように。
そしてまぁくんの力が、十二分に発揮されますように。

心からお祈りしています。
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ちぎちゃんの魅力 [-早霧せいなさん]

昨夜、宝塚から遠く離れた自宅にて、雪組『ベルサイユのばら‐フェルゼン編‐』の上映会を開催しました。
お付き合いくださったのはライトなヅカファン、しかしオタクのポテンシャルは充分に持ち合わせていらっしゃる先輩。
彼女に現在の雪組(と、ちぎちゃん)の魅力を体感してほしいとの想いから実現にいたりました。
結果、西洋史研究者としての鋭い突っ込みを交えつつ、えりたん率いる雪組のよさを認識してもらうことができたと確信しています。
しかーーーーーし!
ちぎちゃんの魅力が伝わったのかどうか、私には自信がありません。
だってパレードのちぎちゃんのパートで横見たら爆笑してるんですもの。
(そりゃ、お歌が特別うまいとは言いませんよ、わたくしとて)
というわけで、私が早霧せいなという人のどこに一番惹かれるのか、ベルばらのオスカル役を中心として考えてみました。
やましいことは何一つ書いてませんが、なんか恥ずかしいので隠します。


ちぎちゃんのこと


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宙組『ベルサイユのばら』ポスター [宙組]

宙組『ベルサイユのばら‐オスカル編‐』のポスターが発表されました。
https://kageki.hankyu.co.jp/revue/367/poster.jpg.html

開いた瞬間、叫びましたよね。
満を持してスター・凰稀かなめを世に出します、という劇団の気迫が感じられました。
かなめさんのビジュアルは完ぺき。漫画から飛び出してきたよう。
それ以外に言葉が見つからない。
100周年にオスカルをやることの意味ってすごいですよね・・。
今後、宝塚の歴史を語る上で、必ずこの100周年の宙組公演が取り上げられることになるんだと思うと、
歴史の重みの前にちょっと足がすくんでしまう気がします(私が出演するわけじゃないが)
『美しき生涯』でかなめさんが宙組に来たとき、正直へなへなしてるなぁと思っていたけど、まさかその3年後にこんなに文句のつけようのない男役になっているとはね。参りました。
ポスターの色合いがすこしレトロ調なのもすごくいいです。
最近のポスターに多かった、コンピューター処理してます感が強く出ていないのがすごくいい。

でもどんなにかなめさんが大きく写っててもね・・
やっぱりまぁくんのアンドレに私の心は持ってかれちゃったよ・・
こんなに似合うと思わなかったーーーーー[exclamation×2][exclamation×2]
黒髪のまぁくんっていいね!いいですよね!!!

2014年夏、宙組を観ないわけにはいきません。
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雪組『Shall We ダンス』感想 [雪組]

たいへん遅ればせながら・・あけましておめでとうございます。
そして宝塚歌劇団100周年おめでとうございます。
この記念すべき年、いままで通り精一杯宝塚に浸って進んでまいりたいと思います!

風共を観ることができなかったショックは予想以上に深く、あの公演は私の中ではなかったことになってます。。
プログラムもルサンクも舞台写真も買わずに帰ってきてしまいました。
でも新年早々、雪組公演『Shall We ダンス?』『Congratulations 宝塚!!』を観劇することができました。
それもとてもいいお席で・・。チケットをお願いした方に感謝してもしきれません。

『Shall We ダンス?』
もともと原作映画のファンで、日本が世界に誇るべき物語だと思っています。
それを宝塚がどうミュージカル化するのか、本当に楽しみにしていました。
それとは別の次元で、ちぎちゃんの女役が見たくて見たくて仕方がなかったこともあって、観劇日が待ちきれませんでした。
とにかく期待が高まりすぎる中の観劇でしたが、結論としてその期待は全く裏切られませんでした。

●プロローグはボールルームダンスを宝塚ならではのショーシーンに変換していてなるほどと。
ちぎちゃんはきれいだけど、ここの鬘は個人的には微妙かな~。

●しょうくん(彩凪翔)の銀橋ひとり芝居に圧倒されました。いやーあの空間を、身動きもせずセリフだけで埋められるオーラと芝居力に、今後のさらなる活躍を確信しました。

●ドニーのともみん(夢乃聖夏)はこの人以外にこの役ができる人はいない!ときっと誰もが思ったことでしょう。
動きもセリフもオーバーだけどオーバーすぎないところがとてもよかった。で、変な役なのにともみんの足が長すぎてかっこよく見えてしまう!!ショーでも実感しましたが、スタイルよすぎですねー!

●ビルの上のラプンツェルという表現は言い得て妙ですね。まったく考えもつかなかった表現。

●窓からのぞいているちぎちゃん(早霧せいな)の美しく儚げなこと!!!もうこの人絶対何か闇を抱えて生きてるでしょう、ってつっこみたくなる儚さ!ちぎちゃんにぴったりだなぁ。ここのお衣裳もすてき。

●ヘイリーの家のシーン。えりたん(壮一帆)とあゆっち(愛加あゆ)の夫婦感と言ったら!これが組んで大劇場公演二作目ですか?で、エミリアの星乃あんりちゃんがまたかわいくって。でもさ、タブレット父親に貸したら絶対気になって履歴見るよね。で、ballroom danceってあるのに気付くよね。で、それを母親に言うよね。それとも気付いたとしてもどうでもいいくらい、父親に興味がないお年頃なのかしら。

●ダンス教室。バーバラのせしちゃん(大湖せしる)もまた、余人をもって代えがたい役柄ですね。若すぎて母親には見えないけど、男役としての経験が活かされた役で合ってました。

●場末のダンスホールに何故かいる超絶美女エラをやれるのはちぎちゃんしかいない!美しいけど儚げで、そりゃヘイリーでなくても気になっちゃうわ、という感じ。私も電車から彼女が見えたら絶対このダンス教室通うと思うもん(笑)セリフは全然違和感なかった。ちぎちゃんってもともとそんなに低い声じゃないし、大人な女性がぴったり。ここのお衣裳もすてきー!ちぎちゃんに限らず現代物の衣装っていつもと違うからとても新鮮で感動!

●レオンの咲ちゃん(彩風咲奈)はそつなくこなしてる感じ。それよりもジャンの大ちゃん(鳳翔大)から目が離せなかった。スーツ姿があまりにスタイルがよいのに、ダンスはまったく踊れない冴えないサラリーマン。冴えなさっぷりが板についていました。(いいもの持ってるのに不器用で活かせてない感じがちょっと大ちゃん本人とかぶってましたね)

●ドニーの銀橋ナンバー!すごいですね!迫力もさることながら、ともみんが銀橋ナンバーをもらってることに感動しました。貴重な男役さんだなぁと。まぁ歌詞はひとつも聞き取れなかったのですが(笑)

●探偵事務所のシーンはちょっと長かったような。もう少しセリフのテンポをよくしてほしかったかな。でも映画に忠実に、ってことなのでしょうか。

●上手でエラが父親と言い合っているシーンは、原作を知ってれば理解できるけど、初見の人には「なぜ突然父親がダンスを語るのか?」と疑問になったかもしれませんね。何はともあれ本音を吐露するちぎエラが愛おしくてたまらないです、はい。

●ヘイリーとエラのワルツはえりたんとちぎちゃんの身長差に萌えるためにあるのですよね??

●ヘイリー勇気をふりしぼって先生をお食事に誘おうの巻。
映画の役所さんの朴訥とした感じとは違い、えりたんはさわやかに誘ってましたね。
宝塚版では「平凡な」という言葉を映画とは違う風に解釈していて、それが成功していました。
個人的にはエラの「元気?別にないわけじゃないです」というセリフがツボ。余計に気になってしまうじゃないか~!

●まっつ(未涼亜希)登場。
東京で復帰してくれて本当によかった~涙。あまり目立つ役ではなかったのがちょっと残念だったけど、このシーンのかっこよさが半端じゃなくて!!歌も、まっつ健在。まっつが出てくるだけで場面がしまる。

●その後バーバラが過労で倒れたことをきっかけに、みなの心が競技会に向けてひとつにまとまる。
宝塚版は全体的に映画に非常に忠実ではありましたが、エラが自発的に競技会を目指すよう勧めるところは映画との大きく違いました。
原作ではたまこ先生(シーラに相当)が勧めて、最初舞さん(エラに相当)はしぶしぶという感じで了承するのですが、宝塚版はむしろエラがシーラを説得している感じでした。エラは舞さんよりも積極的な女性として描かれていました。

●駅のホームでひとりで踊るサラリーマン。映画でも有名なシーンのひとつ。電車が行き交う中、人びとが行き交う演出がとてもよかったなぁ。

●競技会のシーンはどのカップルも華やか。映像駆使。
そして例の事件が起こってみなが会場を去ると、そこでエラの歌。彼女の歌がどこでくるか待ってましたが、なるほどここに入れてきたか、と思いました。映画のこのシーンでは舞さんの心情ははっきりとは描かれてなかったので、新鮮でした。

●夫婦のシーン。あゆっちの芝居と歌には涙が止まらなかった。間違いなく今回のお芝居で一番いいナンバー。この若さでこの包容力って!!あゆっちははまり役ですね。
(しかし冷静になると、美人教師に手紙をもらった旦那をよく後押しできるな、とも。それが夫婦愛ってものなの?)

●手紙を読んだヘイリーの歌からの場面転換してエラのお別れパーティ。
ヘイリーのshall we dance?という歌声にのせてエラにスポットが当たったときのちぎちゃんの美しさに言葉を失いました。(←本公演で最もテンションが上がった瞬間)

●エンディングもとてもよかった。最後は夫婦と、ちぎちゃんとまっつ(役名で言え)という組み合わせなんですね。王道の宝塚的な終わり方とは言えなかったけど、物語の力が勝ったという印象。

『CONGRATULATIONS 宝塚!!』
コンタカについては特に言うことはありません(笑)一回では把握しきれなかったので。
あえて言うとしたらSAGIRはまったく理解できなかったということだけです(笑)
でも、素のちぎちゃんはきっとエラよりもSAGIRI寄りなんだろうな、という漠然とした実感がありました。このシーンのちぎちゃんの方が、無理してないというかすごくのびのびしてて(笑)ほんと、美人なのにおもしろい人だなぁ。

《総評》
えりたんの求心力があってこそ、今回のお芝居は映画に忠実でありながらもトップスターが輝く宝塚的な物語に仕上がっていました。
そこで、ここ数年で異様な若返りを図っている劇団にひとこと言いたいです。
えりたんとあゆっちの醸し出す落ち着き、余裕。これはお二人のキャリアの長さによるものだと思います。
いまの雪組トップコンビのような大人な組み合わせは絶対にこれからも必要です。
改めて、二人を組ませてくれたことに感謝すると同時に、これからも納得のいく人事を心掛けてもらいたいです。
今回の公演を観て、雪組がゆうひさん率いる宙組のようになっていく予感がしてなりませんでした(もちろんいい意味で)。
ぜひともいまの体制を維持して、組が成熟するのに充分な時間をあげてほしいです。
東京公演はまだあと二週間はあります。これからますます進化していく雪組さんを応援したいと思います。
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