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『モンテ・クリスト伯』先行画像 [宝塚]

『モンテ・クリスト伯』の先行画像が出ましたね。→

なんか、かなめさんの方が若く見える!(爆)

でもかなめさんのひげってすごく違和感。
なんなんだ!?
かなめさんはきれいだからあんまり髭で顔を隠さないでほしいなー。
でも髪型は好き!
やっぱり黒髪ロングは永遠です!
(ここでゆうひさんのヴァルモンを思い浮かべたあなたは間違っていないと思います(笑))
(っていうか色合い的にも『仮面のロマネスク』を思い出しますね、この画像)

杖持ってるのもいい!小道具萌え!(謎)

早くポスターが見たい!

原作も読み返したいなぁ。
そんな暇ないんだけどね。
でも『モンテ~』は私の研究している作家と関わりなきにしもあらず。
彼の自伝的小説と呼ばれている作品の中で、彼のalter egoとも呼べる若き主人公が街を彷徨いながらメルセデスの幻影を見る、という描写があるのです。

これからその描写を読むときは不可逆的にみりおんの姿を思い浮かべることになるんだろうな・・(笑)
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『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』感想② [宝塚]

昨日も行ってまいりました。
いや、「帰った」というべきか。
だって前回の観劇から心が銀河の果てに行ったっきり戻ってきてなかったから。
それくらい、はまってしまったもようです。
危険信号はすでに最初から出ていましたが。
こんなに作品の世界に浸ってしまうのは、『誰がために鐘は鳴る』以来。
私は一本物の小説翻案物が一番好きだということを自覚いたしました。

初観劇の帰り道にはすでに小説をゲットしていて、とりあえずすぐに舞台化された2巻までは読みました。
そしたら、もう。
字で書かれるとたまらん。
舞台を観てぼんやりと受けた印象を言葉で補強してくれるからもう耐えられない。
その後、再度観劇すると理解度も高まるし、相乗効果でどんどんあの世界から抜け出せなくなる。
もちろん、原作を読みながら想起するのは宙組さんたちの姿なので、
純粋に小説から入った人とは全く違った印象を受けているのは間違いない。
でもそれにしてもなんて力を持ったストーリーなのだろう。

今回宝塚版では銀橋でラインハルトがキルヒアイスの前髪をクシュッと触るというシーンがありますが(これを公開いちゃいちゃと呼ばずして何と呼ぼう)、
原作のあれに当たる部分の表現はとくに神ですね。
スラングとしての「神」という言葉が好きではないのですが、使うとすればここですね。
それくらいすごい。行間に意味をつめこみすぎ。
すべての表現を拾って事細かに議論していきたい衝動にかられる。(←職業病)

私は普段から好きなフレーズや文章、歌詞に出会うとお気に入りのノートに書き留めるのですが、そこには「感銘を受けた」程度の言葉はありません。
持続力が半端ないほどの衝撃をもたらした言葉のみが入ることを許されます。
だからなかなか量は増えないのですが、今回すぐさま文庫本一ページ弱を書き写しました。
それくらいの衝撃でした、あのシーンを読んだときに受けたのは。
今回『ル・サンク』に脚本が出てないのが残念でたまらない。
これは自分用にtranscriptを作る価値はあるかもしれない。

公演中にDVDを買うということも私としては滅多にないことです。
やっぱ音楽が全曲すばらしい。
宝塚版は脚本と音楽とビジュアル、全部がそろってしまったね。
もう、本当にたまらん(二回目)
好きでしょうがない。
上記の前髪のシーンは微妙なアングルだったけど、でもそのあと「あははははは[かわいい][かわいい]」と言いながら華麗に下手に去っていく時の凰稀アングルが、「少女マンガか!」と突っ込みたくなるほど純粋でかっこいい感じなのでいいとしよう。

ちなみに昨日はチケットを忘れると言う大失態を犯しましたが、世に言う?お忘れ券対応というのをしてもらいました。
ドキドキしたけど入れてよかった・・
っていうか席番覚えててよかった・・

このまま何事も起こらなければ、あと二回観劇できそうです。
何事かが起こった場合、それより増えることになります。
でも、もうさすがにこれ以上は無理かなぁ。
それにしても、こんなに観たいと思わせる『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』すごい。
と、散々作品を褒めておいて何ですが、実はリピ衝動に駆られている理由はもうひとつあるのです・・。
それはまた次回。
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『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』観劇 [宝塚]

昨日、ようやく7月1日以来初めてとなる宙組観劇をしてまいりました!
ゆうひさんのいない宙組を観て、いったいどんな感想になるのか・・自分でも気になるところでしたが、正直めちゃくちゃ楽しんでる自分がいました!
相変わらず長くなってしまったので下からどうぞ!


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宙男vs嵐 [宝塚]

昨日は宙組さんが『嵐にしやがれ』に出演ということでめずらしくあの時間にテレビをつけました。
この番組を見るのは初めてでしたが、毎回アニキ分のゲストが登場して嵐とバトルする、という構図なんですかね。予告でどうしてみりおんは出ないんだろうと思ってたのでなるほどと。

やっぱり嵐のみなさんはトークがうまいですね。
宝塚の人びとは外部出演の時はわりと静かにしてるイメージなので、
ホストの方がたくさんしゃべってくれるとありがたいです。

トークはあたりさわりのない感じでしたが、そんな中で一番光ってたのはカイちゃんかなぁ。
笑顔が一番素直で印象に残ってる。
それと初舞台公演とは何かを説明する時に、テルの説明がいまいち伝わってなくて、
それをすかさず引き継いで、適確に必要なことを説明するちーちゃんがかっこよかった。
ちーちゃんの頭の良さがにじみでた瞬間。
(そして同時にフォローされてるテルがツボった)
ちーちゃんはリフトのくだりでもフォーカスされていて、結構おいしかったね。
まーくんとの同期リフトはなんか胸熱だったわ~。
上級生三人組は静かでしたね。

個人的には銀英伝の振りをスーツで見られたのがすごく新鮮でよかった。
舞台衣装とはまた違ったかっこよさに釘付け!
より色気があった気がする。(まだ舞台は生で見てないので想像ですが)
でもスーツにシャンシャンは絶対に合わない(笑)

それと、外部のトーク番組に出る時、主演の立ち位置って難しいと感じました。
一人で話しすぎると一般的な宝塚のイメージが崩れる危険性があるし、
(もちろん、それがいい方向に働く場合もあって、それは本当に賭けなんだろうけど)
かと言って話さなすぎると影が薄くなってしまう。
テルは一人白いスーツで、もちろんビジュアル的には目立ってたけど、
印象に残ったかと言えば謎。
前にいいともに星の三人が出たときも、ちえちゃんは完全に紅に持ってかれてた(と思った)。

昨日は見てる傍らで母に「あとちょっとずれてたらゆうひも出られたのにね」と言われましたが、
私はゆうひさんのよさはバラエティよりも一対一のトーク番組とかインタビューの方で花開くと思ってたから、そういう考えはなかったな。(でもこれは現役時代に出ていたら、という話。これからのことは未知数だし、いまから選択肢を狭める必要は全然ないのだけど)

ただ、きっとゆうひさんもこの番組見てるよね、と思いながらずっと見ていたら、完全に妄想ではあるんだけど、久々にゆうひさんの存在を感じられたような気がして、あったかい気持ちになりました。
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あの日以来の宝塚観劇 [宝塚]

10月6日、7月1日ぶりの宝塚の舞台を観てきました。
3ヶ月ぶり・・か。
別に禁欲生活してたわけではなく、観たいと素直に思えるまでこれくらいかかった、という感じ。
あの華やかな舞台が恋しくなって、もう我慢できない!と思ったのが10月入ったくらい。
だから6日間わくわくしちゃって。
チケット申し込んだのはずいぶん前だったけど、よいタイミングだったのかな。
感想らしい感想は書けないけど、覚えてることだけ。

『サン=テグジュペリ』
これ、『星の王子さま』見てないと頭の中がハテナで溢れるんだろうな。
とくに最後の涙の熱演のところとか。
この話はサン=テグジュペリの一生を描いたというよりも、『星の王子さま』の翻案として見たほうが楽しめるかも?

演目が発表されたとき、蘭寿さんと『星の王子さま』のイメージが合わないなぁと思っていた。
サン=テグジュペリ役は合っても王子さま役には合わないと思ってた。
しかしあまり期待していなかったのが功を奏したのか、蘭寿さんは「ピュア」という言葉を全身で表していた。
役としては?でも、蘭寿さんの魅力が溢れてるから惹きつけられる感じ。
蘭はなちゃんは・・うーん。
あまり他の役と調和してないっていうか。
あの役柄がそういう立ち位置だったってこともあると思うけど、理由はそれだけじゃなさそう・・
それと痩せすぎ。麗ちゃんは小柄で痩せてるけど、輪郭がまるい。
蘭ちゃんはちょっとギスギスしてる・・もともとダンスも大きいから、娘役さんらしいやわらかい感じがあまりなくて残念だった。サブリナのころと全然違う。
そしてそしてそして。
えりたん!きつね[exclamation×2]
かわいすぎて思わず身を乗り出してしまったよ。
似合いすぎ。ああいうの、人によってはイタイと思っちゃうけど、えりたんのきつねは魅力的だった。
(ゆうひさんにもやってほしいと思ったけど、ゆうひさんの肩にファーをかけちゃうと別の動物を連想してしまうだろうなー・・)
みわっちはショーの方が光ってたと思います。
みーちゃん・・みーちゃん見た瞬間私の心に火が・・[どんっ(衝撃)]
一皮向けたというか、すっかり花組に馴染んだみーちゃんを見て、懐かしさと新鮮さとを感じ、
とにかく目が釘付け[exclamation×2]
もっとみーちゃんの芝居見たかったなぁ。

貸切公演だったので、幕間に抽選が。
もちろん当たりませんでしたが。
今回で退団の銀華水さんが落ち着いた様子でくじを引いてました。
退団者で踊る場面に注目して欲しいと控えめな感じで言うところに惹かれた。
ばっちりに目に焼き付けました。

『CONGA!!』
まずCONGAの文字の大きさに圧倒される。
割と前方席だったので目が痛くて・・[あせあせ(飛び散る汗)]
ショーが始まると、予想通り蘭寿さんに魂と体力を吸い取られてきました笑。
お芝居からみーちゃんへのときめきが延々と続いていた私はみーちゃんにロックオン。
かっこいい~[揺れるハート]
このダンスが見たかった[exclamation×2]と思ってました。
とくにプロローグと白vs黒の場面とロケットの場面が大好き[ハートたち(複数ハート)]
その他には、大勢いた舞台から徐々に人数が少なくなってデュエットダンスになるという流れが結構好きだった。
でもパレードの一花ちゃんの美しさにすべてを奪われたような気もしないでもない。
あの黒髪の鬘が似合いすぎて、美女美女美女!
みーちゃん見るの忘れたくらい笑。

そんな感じで私は結局ゆうひさんのいない舞台を楽しめた模様です。
まだふとした瞬間に「ゆうひさんがいない・・」と思うこともあったけど、
あの華やかさは宝塚ならではということを再確認したし、これからも見続けたいと思った。
(みーちゃんの東京公演舞台写真が売り切れてたから注文したのはないしょ)
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TAKARAZUKA REVUE 2012 [宝塚]

ようやくレビュ本を読んだ。


TAKARAZUKA REVUE 2012 (タカラヅカMOOK)

TAKARAZUKA REVUE 2012 (タカラヅカMOOK)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 阪急コミュニケーションズ
  • 発売日: 2012/07/20
  • メディア: ムック


なになに!かなめ氏かっこいいじゃないか!
やっぱビジュアル的には現トップでは一番だと思う。

それに!
みりおんもかわいいじゃないか!
表向きには「かなめさんについていきます><」と言いつつ、
実はしっかりリードしてくれそうな貫禄に、
今後の宙組は意外といいかもしれないと、テンションが上がった。
東宝公演が楽しみ^^
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大空の彼方に [宝塚]

公式の方に「宝塚歌劇団第98期初舞台生ラインダンス稽古披露」のニュースがアップされていた。→こちら

曲は『オズの魔法使い』より「虹の彼方に」(原題:"Over the Rainbow")だそう。

どんな風にアレンジするんだろう?
この曲は本当にたくさんの人がカバーしてますよね。
July Garlandのオリジナルが一番だとは思うんだけど、私が好きなのは以下の三つのバージョン(どれも有名どころですが)

Eva Cassidy ver. →
Celtic Woman ver. →
IZ Kamakawiwoʻole ver. →

公式の集合写真に写ってる淡い紫のが衣装なのかな?
宙組色!

振付の若央りさ先生の「大空に、虹に向かって元気いっぱいで羽ばたいていくイメージ」というのがとても楽しみ。

でも大空に向かってっていうことは、ゆうひさんはもう虹の彼方にいるってことなのかな。
それはそれで手が届かなくてちょっと寂しい感じもするけれど。
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忘れぬうちに『復活』『カノン』 [宝塚]

昨日は花組さんの千秋楽でしたね。
私もぎりぎりすべりこんで15日に観劇してきました。
5列以内のサブブロックだったのですごい迫力。

『復活』
いやー、やっぱり初見の印象って重要ですよね。新人公演は新人公演でも、私の中ではまゆちゃんのネフリュードフがイメージとして出来あがっちゃってたので、蘭とむネフリュードフにはあまり入り込めなかった・・順番ってほんと大事。
でも、まゆちゃん(まぎらわしいけど鳳真由ちゃんのこと、蘭寿さんは私の中では蘭とむです)のネフリュードフが迷いが前面に出ていたために最後のシーンで新世紀のはじまりが新たな人生のはじまりに見えなかったのに対して、蘭とむ版はさばさばと償いをしてキリをつける感じだったので、最後の旅立ちは納得がいった。そしてその後は、ちゃんと別の人を愛せるようになるんだろうな、と確信に近いものを得た。
まゆちゃん版はそこが心配。この人は新たな一歩を踏み出せないんじゃないか、もう人を愛することができないんじゃないかと心配にさせられて終わった。
結末まではまゆちゃんネフリュードフが好きで、結末は蘭とむネフリュードフが好き。
結論はそういうことです。難しいお芝居だなぁ。

カチューシャについては・・
蘭はなちゃんとみりおんってそっくりですよね。外見が似てるからあまり違いを感じなかったというのが正直なところです。。
舞台メイクでは麗ちゃんよりみりおんの方が蘭はなちゃんに似てる気がする。
そしてタバコはみりおんの方が様になっていたという謎。

新公と比べるにはあと一回は観たかった。
総評としては、芝居としては好きだったということ。
チェーホフ(『桜の園』とか)もそうですが、最後二つのストーリーラインが噛み合わず、ずれたまま終わるというのはロシア文学のひとつの特徴ですよね。
汽笛でカチューシャの「許して」が聞こえないとか、もう私は大好き!
あれがダメな人には、今回の公演はいまいちだったとは思いますが。
そういう意味では、蘭とむネフリュードフの方がやっぱり「区切りがついたネフリュードフ」と「許してほしいカチューシャ」の対比が強くて、より「ずれ感」が出てたという点で作品全体としてはよかったのかなぁ。

幕間に抽選会がありました。
夕霧らい氏、おもしろすぎ!
まわりが蘭とむファン=花組ファンばかりの席だったので、盛り上がりようといったらなかった。
大の大人をあんなに爆笑させられるらい氏はすごいね!

『カノン』
ずいぶんとお芝居をひきずってた感じでした。
退廃的すぎる雰囲気とか男勝りな蘭はなちゃんとか。
でもなぁ、なーんかきわどい振付とかあって個人的には一瞬ひいちゃったところもあり。
もちろん、回数見ればそこが見どころになっていくのだろうなぁとは想像できるけど。
一回しか観ない人にとっては結構びっくりなショーだったかなと思う。
最後のダブルデュエットダンスの衣装はきれいだったなぁ。
あと水色の壮さんも美しかったなぁ!

今回花組を観る決意をしたのは、今現在の三木先生の作品を観ておきたかったというのも大きかった。
現時点ではどうなることやら、題名からは全く想像できない状態なので、どうかオーソドックスにいってほしいという思いだけです。
変にゆうひさんの「陰」の部分を意識しないで、「陽」の方をふつうにフィーチャーしてくれればうれしいです。
(かといって『カノン』の中詰ほどまでにしてもらわなくてもいいのだけど[あせあせ(飛び散る汗)]
で、出演者さんには失礼なことだけど良席だったから楽しめたようなもので、終始ゆうひさんのことを考えてしまった。
男役群舞なんかは、ゆうひさんがいないってだけで涙が出そうになった。
かっこいいんだけどさ・・なんか違うの。

そして今回、いかにいつもゆうひさんしか見ないで全体を見渡していなかったかがよくわかりました。
なにしろ「宝塚ファン歴=ゆうひさんファン歴」を1ミリもぶれず実行してきたので、宝塚の舞台を観るときは常にゆうひさんを中心に観てきた。
この度初めて宝塚の舞台全体の壮観さみたいなのを客観的に?感じ取れた。
で、それが結局好きだったっていうね。
みわっちは舞台上にいたら絶対目で追ってしまったし、まなと氏はあんなかっこよかったっけ?
壮さんには絶対にトップになってほしい!って思ったし、なんか「宝塚ファン」であることを認識できた。
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宙組退団者 [宝塚]

公式より

*******************************
2012/03/02
宙組 退団者のお知らせ
下記の生徒の退団発表がありましたのでお知らせいたします。

 (宙組)
  大空 祐飛   -すでに発表済み-
  風莉 じん
  花露 すみか
  野々 すみ花  -すでに発表済み-
  藤咲 えり
  百千 糸    
  

     2012年7月1日(宙組 東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団
*******************************

異動と合わせると、宙組、ほんと総入れ替えな感じですね(泣)
宙組きっての歌手、じんさんと百千の歌が聴けるのも最後か。。
二人の「すみか」さんもいなくなってしまうし。
えりちゃんは『仮面のロマネスク』の配役発表で何となく予感がし、そして『Apasionado!! II』を観て「やっぱり次かな・・」という気がしていた。すみ花ちゃんと同期で退団なんですね。

6人・・・・
もうちょっと多いかな、とも思っていた。
いずれにしてもゆうひさんの退団は宝塚にとってやっぱり節目となるのでしょう。

(同時に初舞台生口上の日程も発表されました。でもいきなり怪我のため全日程休演の生徒さんが・・無念だろうな。『華やかなりし日々』配役発表についてはまた。)

〈追記〉
昨日、ニュースで98期生の音楽学校卒業式の様子を流していた。アナウンサーの、「彼女たちは来月13日に、憧れの舞台に立ちます。」という言葉にドキッとした。もう来月だなんて。7月1日って聞くとまだまだな気がするけど、経験上、一度大劇場で公演が始まってしまえば東宝に移ってくるのはあっという間。東宝初日から楽までも然り。ああ、いよいよだなぁという実感がしている。

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東宝『復活』新人公演 [宝塚]

今日更新したらてっきり宙千秋楽のことだと思われてしまうかもしれません。
残念ながら違います。
すっごく観たかったけど、あまりに忙しくて名古屋に行ってる時間はなかったのです涙。
その代わりというわけではありませんが、昨日は花組新人公演を観てきました。

白状します。
実はゆうひさんの出ていない宝塚の舞台を観るのは初めてでした。
いや、宙の新公は観たことあるけれど、ゆうひさんと全く関係のない舞台は初めてだったのです。
昔、あさかなのミーマイとか観る気満々だったけど、結局ゆうひさんがいないのはいやってなってしまって・・。
とりあえず退団後に備えてゆうひさんの出ていない宝塚の舞台に慣れておかないと、精神的打撃が大きすぎてどうなるかわからないよとゆうひさんファンの方に忠告されました。
たしかに、退団発表だけでほんとに持病が悪化してしまったので(しかし中日劇場公演で完治)(単純)
実際に退団したときにどうなってしまうか自分でも若干心配なところがあって。
それで初めてが何故花組の、しかも新人公演なのかはほんと自分でも謎なんですが。
まぁ本公演だとリアルすぎて怖いので、規模も小さい新人公演にしておこう、みたいな感じでしょうか。
で、いまやってるのは花組の『復活』だったわけです。

蘭とむ版を観ていないので正直たいしたことは言えませんが以下感想。
主演は鳳真由ちゃんと実咲凛音ちゃん。
3回目の新公主演ということで堂々としてました。
本公演を観ていないから比較対照できない分、余計にそう思えたのかもしれません。
ただ、この作品、新人公演でやるには相当の覚悟が必要だったのではないでしょうか。
要求する芝居のレベルが高すぎる。だからいろいろ言いたいことはあったけれど、このお二人だったからこそ破綻せずにちゃんと一つの舞台としてまとまっていたのかな、と思います。

『復活』という作品を考えると、ネフリュードフの行動の動機づけには二つの可能性があるように思います。
ひとつはカチューシャへの愛、もうひとつはカチューシャへの償い。
もちろん、ネフリュードフという役の中にこの二つが混在していて本人にもそのバランスがわからないからこそ物語が動くのは言うまでもないのだけど、まゆちゃんのネフリュードフは償いの方が前面に出ていて、カチューシャへの愛があまり感じられなかったかな。
そしてカチューシャへの愛が欠けていると、彼の行動はすべて自己満足に見えて、ますますカチューシャがかわいそうになってしまうのです。カチューシャの方も一応納得してシモンソンとの結婚を選ばなくては『復活』と題する物語の結末には不適当だと思う。ネフリュードフのカチューシャへの愛がないと、カチューシャはただの被害者のままで終わってしまい、二人の関係も一方通行なままになってしまう。
この作品の中で、難しい役とされているのはカチューシャで、たしかに宝塚の娘役という範囲であの役をやるのは、そもそも宝塚の娘役というものがある程度自分の中に確立されている人でないとできないと思う。
みりおんはその点はクリア。
でも逆にカチューシャの方が口調や衣装に助けられることが多く、その点みりおんの芝居はそういった部分に依るところが大きいのかもしれないと推測します。(なにしろちゃんと見るのは初めてなので推測の域を出ませんが)
だから内面の芝居だけが必要とされるネフリュードフの方が難易度の高い役であるように思う。
その意味で、まゆちゃんの方が役者だな、と感じた。(そして何より声がいい!)
そしてまゆちゃんに期待しているからこそ、衣装や鬘の着こなしはもっとよくなるはずだと書いておきたい。
蘭とむの衣装を借りてるんだろうけど、丈が合ってなかったし、髪型もふつうだった。
そこがよくなれば、宝塚版ネフリュードフは完全にまゆちゃんのもの!
(そしてもうすぐ本公演も観劇予定なので、蘭とむがどのようにネフリュードフを演じるのかがすごく楽しみ)

他の方について少しだけ。
宝塚の方で評価が高かった柚香光さんは実際に見てやっぱり華があった。顔立ち、スタイル、とにかく目立つ。
素顔は全然違うけど、ゆうひさんの舞台化粧の鋭い目とか鼻筋が通ってるところとか少し通じるかも。
しかも外見だけでなく、芝居もなかなか安定していて、前途有望。
姫花ちゃんはかわいい。あれはどう考えても舞台用の発声ではないと思うけど、声がかわいいのはいい。退団が残念すぎる。
個人的にすごくよかったと思うのがミッシィ役の桜咲 彩花ちゃん。
涙を流しての熱演は決して涙に頼っているものではなく、セリフまわしや間のとり方が味があってよかった。

いろいろ書きましたが、注文をつけたくなるのは注文をつけたくなるくらいのレベルにまではできあがっているってことです。観てよかったと思えた新人公演でした。

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一階席だったので蘭とむがすごい笑顔で壮さんと話しながら客席に座るのがばっちり見えました!
あと、お芝居終盤で後ろから歌いながら入ってくる列の中で、上手の最後から二番目の娘役さんがすごい歌唱力でした。お顔がよく見えなかったのですが、あれはどなただったのでしょう。
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